検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

ITER用ミリ波源ジャイロトロンの現状と核融合炉に向けた展望

春日井 敦; 高橋 幸司; 梶原 健; 小林 則幸; 坂本 慶司

平成19年電気学会全国大会講演論文集,7, p.7_S9(20) - 7_S9(23), 2007/03

原子力機構では、高周波を用いたITER用プラズマ加熱装置ジャイロトロンの開発を進めている。これまでにITER用ジャイロトロンについて、50%の効率の達成,人工ダイヤモンド窓の開発,1MW級高周波の発振などを達成し、長パルス化研究を進めてきた。しかしジャイロトロン内部での発熱や長パルス時における発振出力の低下等により、総合効率は40%程度、出力時間は100秒程度に制限されてきた。そこでこれらの課題を克服するため、高周波回路,電子銃,制御方式の改良等を行った。その結果、出力0.6MW,総合効率46%,動作時間1時間(3600秒)の大電力定常動作の実証に成功した。動作時間1時間はITERで要求される燃焼時間400秒より十分長く、将来ITERで想定されるさまざまな運転モードにも対応できる動作時間である。さらに、長パルス動作時の発振特性を明らかにし、長パルス動作過程で電子ビームのピッチファクター,空胴磁場強度を制御することで、ジャイロトロンの運転領域を高効率領域まで引き上げる運転モードを新たに確立し、その結果、出力0.82MW,56%の高効率で600秒(10分)以上動作させることに成功した。

論文

核融合炉を魅力的にする要素技術の展望

今井 剛*; 春日井 敦; 檜垣 浩之*

平成19年電気学会全国大会講演論文集,7, p.S9(24) - S9(26), 2007/03

ITER計画においては、仏カダラッシュに建設地が決まり、日本は準サイト国として参加することとなった。EU,ロシア,米国,中国,韓国,印と協力して7極による建設が始まった。一方、国内では核融合エネルギー開発について、重点化の方針に沿って進められ、日本原子力研究開発機構のトカマク型磁場閉じ込め装置JT-60が長時間の高ベータ値維持を達成し、さらにプラズマ加熱技術等の炉工学技術の分野でも目覚ましい進展を遂げている。このような状況を踏まえて、核融合研究の方向を見ると、ITERの先にある原型炉/発電実証炉や商業炉を見通した問題点の抽出,先進的なプラズマ閉じ込め方法,先進的炉工学技術,経済性・安全性等の社会受容性,核融合から波及した技術の蓄積などが、検討すべき項目であった。そのため、特に新しい核融合技術の基盤となるようなものを調査するため、電気学会原子力技術委員会の下に「魅力的な核融合炉技術調査専門委員会」を発足させた。本件はこれらの活動の結果を報告したものである。

2 件中 1件目~2件目を表示
  • 1